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EV用ワイヤレス急速充電システム(15kW)

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EV用ワイヤレス急速充電システム(15kW)
「D-Broad EV」
EV充電の利便性を飛躍的に向上する
非接触型充電システム。プラグの接続が不要
となり、”停めるだけ“で自動充電します。
業界最高水準の高出力「15kW」により
普通充電器の約5倍の速度で充電が可能です。
(CHAdeMO規格準拠)

D-Broad EV
D-Broad EV

ワイヤレス充電とは

ワイヤレス充電は、地上に設置した送電コイルからEV側の受電コイルに非接触で電力を伝送する技術です。なかでも当社のワイヤレス充電システムは、独自の技術と「磁界共鳴方式」の採用により、コイル同士の距離が離れた場合や、駐車時に位置ズレが発生した場合においても効率を落さず、ケーブル接続式のプラグイン充電器と同等の充電が可能です。
現在普及しているプラグイン充電器に対し、ワイヤレス充電システムは駐車場などに“停めるだけ”で自動的に充電が開始されるため、充電にかかる手間や充電忘れもなくなり、EV運用の利便性が飛躍的に向上します。営業車や配送車など、商用で使用される際には、人手不足の解消にも貢献します。

システム構成について

当社のワイヤレス充電システムは送電ユニット・送電コイル・受電コイル・受電ユニットで構成され、送電コイルは地面に、受電コイルは車両底部に取り付けます。車両を送電コイル上部に停車することで、送受電コイルに磁界が発生し、充電される仕組みです。

ワイヤレス急速充電システム(15kW)1

ワイヤレス急速充電システム(15kW)2

(画像:15kW ワイヤレス急速充電システム)

特長

空冷で15kWのハイパワーを実現

高出力により短時間での満充電が可能。(条件により変動します)
並列接続で出力を30kW、45kWに増加可能。(有線の急速充電器レベル)

CHAdeMO規格準拠(国内初)

本システムと車両間はCHAdeMO規格の通信制御を利用しており、安全な充電が可能。
(CHAdeMO規格:外部充電ガイドライン1.0準拠、
https://www.chademo.com/ja/products/other/DAIHENWPT

~充電確認済み車種~

三菱 MINICAB-MiEV
日産 LEAF
トヨタ プリウスPHV
レクサス UX300e

その他順次追加予定

金属異物検知システム搭載

コイル上に金属異物を検知すると充電を停止する「金属異物検知システム」を搭載し安全に自動充電が可能。

位置ズレに強く、高効率充電

「磁界共鳴方式」に当社独自の技術を組み合わせることで、コイル同士の距離が離れた場合や、駐車時に位置ズレが発生した場合においても、プラグイン充電器と同等の効率で充電が可能。

現在運用中のEVに後付け(アップグレード)が可能

軽自動車/普通車/バス/トラック等CHAdeMO充電ポートを備えるさまざまな車両に、車両側ソフトウェアを変更することなく後付けでワイヤレス急速充電搭載可能。(車載器取付の設計は必要)また、各機器が空冷仕様のため取付が容易。(特許出願中)

参考情報

■走行中充電システムの開発

当社は、ワイヤレス充電システムを応用した最新技術として「走行中充電システム」を開発し、社会実装に向けて様々な実証実験に取り組んでいます。

走行中充電システムは、道路に埋設されたコイル等から連続的に車両へ電力伝送する仕組みで、その名の通り“走りながら充電できる”システムです。走りながらの充電が可能となることにより充電切れの心配がなくなります。そのためバッテリーを小容量化でき、車両が軽量化し電費向上が期待できます。

今後、電力消費の激しい高速道路や渋滞多発エリアへの設置、スマートシティへの実装や再生可能エネルギーとの連携など、さまざまなシーンでの利用が想定されています。

また、当社が開発した走行中充電システムは2025年に開催される大阪・関西万博にて、会場内周回バスの充電インフラとして実装される予定です。尚、本実証はNEDOの助成事業である「グリーンイノベーション基金事業」として実施されます。

■社会実装への取り組み(実証実験のご紹介)

実証用モデル

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