ダイヘンの技術を
9つのキーワードからご紹介
変電所から6,600Vの高圧で送られてきた電気を皆さんが日常的に使用している100V〜200Vに変圧する機器です。大阪変圧器㈱として1919年に創業以来の代表製品であり、社名をダイヘンと変えた現在も国内トップシェアを誇っています。
また、柱上変圧器メーカとして国内電力会社10社すべてと長年にわたる継続的な取引を持つ日本唯一の会社です。
産業用ロボットは、主に工場内で人間に代わって加工・組立・検査・搬送等様々な工程の自動化を行うロボットのことです。
ダイヘンの「アーク溶接ロボット」は世界60カ国以上に納入実績があり、世界トップシェアを誇っています。特に経済成長が著しく人手不足が続く新興国に対しては、ロボットの供給により生産力を高めることで、その成長を足元で支えています。
溶接とは、2個以上の材料を加熱・加圧することで連続性があるように接合する方法です。その技術は自動車、造船、建機、鉄骨、建築など現代の様々なモノづくりに欠かすことができないものです。
ダイヘンのアーク溶接機は国内で圧倒的なシェアを誇っており、日本を代表する技術力を持つNo.1メーカとして、モノづくりの現場を支えています。
また、ダイヘンの溶接・接合技術はこれまで困難だった難接合材料や異種材料の接合にも成功し、鉄やアルミ、樹脂など様々な材料を強力に接合することで、車体軽量化のニーズに対応し、EVの電費向上そして普及拡大に貢献しています。
ワイヤレス充電とは、ケーブルやプラグ無しで非接触で電力を伝送できる仕組みです。ダイヘンでは、電気自動車(EV)向けのほかに、無人搬送台車(AGV)向けのワイヤレス充電システムも取り扱っています。
わずらわしいケーブル接続の手間から解放されるだけでなく、電池切れを心配する必要がなくなり、より便利で快適な生活が実現できます。
V2X(Vehicle to X)とは、車とあらゆる機器を接続し、相互連携をする技術のひとつです。
ダイヘンのV2Xには3つの機能があります。
①非常用電源として停電時の電源確保の問題を解決
②電気自動車の急速充電ステーション
③施設の電力ピークカット(電気料金削減)
ダイヘンは、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)の製造工程で活躍する自動搬送ロボットを開発・生産しています。半導体・FPDの製造では塵一つ許さない、とてもクリーンな環境が求められます。ダイヘンの搬送ロボットはそのような厳しい条件下で活躍しています。
長年にわたり電気エネルギーに携わってきた当社が得意とする技術「ファインプラズマテクノロジー」を搭載し、開発・生産しているプラズマ発生用の高周波電源装置は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)の製造に欠かせない装置です。国内トップシェア、世界シェア3位と、数多くの製品が世界中の半導体工場、FPDパネル製造工場で活躍しています。
自律搬送台車とは製造業界や物流業界を中心に注目を集めている、無人で搬送を行うロボットです。無人搬送台車(AGV)は磁気テープなど床面の誘導体によって設定された固定ルートを走行しますが、自律搬送台車は誘導体が不要です。センサで位置を推定し、目的地までのルートを自動算出して自律走行します。
ダイヘンは、社会課題に真正面から向き合う「研究開発型企業」を目指します。中期計画”Step Up 2023”では、お客様の事業価値・社会課題解決に役立つ、ダイヘン「ならでは製品」を連続創出するため、売上高の6%を開発費に投入します。