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溶接Q&A 製品・部品

Q1. デジタルパネルの誤差と仕様はどのようなものでしょうか?

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溶接電流、電圧のデジタルメータは、取扱説明書には精度JIS2.5級相当と記載しています。
JISで定めた誤差は、最大目盛に対して決まり、JIS2.5級は最大目盛の±2.5%まで許容するという意味です。
例えば100V、2.5級の電圧計で50Vを測定した場合の誤差は、50Vではなく最大の100Vを基準としてその誤差±2.5%です。50Vを測定していても±2.5Vまで誤差が許容される精度のメータです。
また、デジタルパネルのメータは精度JIS2.5級相当と「相当」が付け加えられています。
JIS C 1102の規格にはアナログ指針の電流、電圧メータである直動式指示電気計器について定められておりますが、あくまでアナログ指針計に対して定めたものです。それと同程度の精度を持つデジタルメータということで「相当」という言葉をつけております。厳密に言うとJISに準じたメータとは言えず、JISに準じたメータでの管理を要求されている場合は用いることが出来ません。別途JISに準じたメータを設置する必要があります。

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