Q8. 溶接機のメンテナンスについて法的規制はあるのですか、教えてください。
溶接機のメンテナンスで法規制の対象となっているのは、交流アーク溶接機用の電撃防止装置のみです。
電撃防止装置は、労働安全衛生規則第352条により、その日常点検、定期検査が義務付けられています。
日常点検、定期検査で異常を認めたときは、直ちに補修し、又は取り換えてください。
・作業の前に点検ボタンを押して、電撃防止装置が正常に動作することを確認すること。(日常点検)
・定期的に電撃防止装置の検査を行い、その結果を記録すること。(定期検査)
点検内容その他詳細については、取扱説明書をご参照ください。
なお、電撃防止装置の点検は株式会社ダイヘンテクノサポートでも実施しております。
その他の溶接機については、法規制の対象ではございませんが、メンテナンス方法や時期、回数の目安は取扱説明書をご覧になり実施してください。