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溶接Q&A 設備について

Q2. 漏電ブレーカを変更することで電撃防止装置が誤作動しませんか?

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漏電ブレーカと電撃防止装置との組合せが変わっても電撃防止装置の誤動作には関係ありません。
両者とも感電を防止するための目的は同じですが、別々に独立して作動しております。なお、正しく動作するかの点検確認は必要ですので、必ず実施してください。

一般論ですが、漏電ブレーカは、入力電流U相とV相の電流に差があるときに働きます。
湿気ある環境で使用され絶縁抵抗が下がっていたり、長年の使用で絶縁が低下して、溶接機のケースアースに流れる電流が増え、U相とV相の電流に差が生じたとき漏電ブレーカが働き、保護されます。
電撃防止装置は交流手棒の溶接機で、溶接棒が母材や人体に接触したときの抵抗値を監視しております。電気設備技術基準には漏れ電流は1mA以下に保つこととの記載もあります。高感度で高速な漏電ブレーカを使用するように努めましょう。

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