ホーム>製品情報>溶接機・切断機>溶接Q&A>基礎知識>Q3. アーク溶接法にはどのようなものがありますか?

溶接Q&A 基礎知識

Q3. アーク溶接法にはどのようなものがありますか?

質問ページに戻る

アーク溶接とは、大気圧でのプラズマ放電による発熱を利用して母材および溶接材料を溶融させながら接合方法となります。アーク溶接は、アークを発生する電極自身が溶加材となり溶融して消耗する「溶極式」と電極がほとんど消耗しない「非溶極式」の2種類に大きく分けられます。

「非溶極式」の場合、溶着金属の添加が必要な場合には別途溶加材を加える必要がありますが、 溶接電流と溶加材(棒やワイヤ)の溶着量をそれぞれ独立して管理できるため、自由度が高く高品質な溶接が行えます。 非溶極式には「TIG(ティグ)溶接」と「プラズマ溶接」が挙げられます。
一方「溶極式」では、アークを発生させると同時に 電極自体が溶融し溶着金属となるため、高能率な溶接が行えます。溶着式には「被覆アーク溶接」、「CO2/MAG溶接」、「MIG溶接」、「セルフシールドアーク溶接」、「サブマージアーク溶接」など様々な溶接法があります。

TIG溶接 プラズマ溶接 被覆アーク溶接 CO2/MAG溶接 MIG溶接 セルフシールドアーク溶接 サブマージアーク溶接

質問ページに戻る