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ニュースリリース・お知らせ 2022年度

当社常務執行役員 上山智之が「ハリル・カヤ・ゲディック・アワード」を受賞

2022年07月22日

株式会社ダイヘン 常務執行役員 上山智之(うえやま ともゆき)が、国際溶接学会(IIW)から『Halil Kaya Gedik Award(ハリル・カヤ・ゲディック・アワード)』を受賞しました。
本賞は、アーク溶接分野で世界の接合技術・産業の発展に貢献した者の功績に対して贈られる賞であり、溶接界で活躍する技術者・科学者に顕彰される賞の中では世界最高レベルの権威ある賞の1つです。(日本人としては3人目)

上山は1987年に当社へ入社して以来、研究開発部門においてデジタル・インバータ制御によるアーク溶接プロセスの研究に従事し、同分野の進歩、発展、改善に寄与した功績が高く評価されました。また、デジタル・インバータ制御と高効率溶接システムを応用した新しい溶接プロセスに関連した論文発表は200件以上、特許出願は116件に至っており、これらの研究・開発成果は幅広く活用され、世界中のモノづくりの進歩に大きく貢献しました。

授賞式は7月17日に東京で開催された「IIW年次大会オープニングセレモニー」の席で挙行されました。

上山智之 受賞コメント

ドイツ・エッセンでの授賞式にて

この度、溶接界で世界的に権威ある国際溶接学会からこのような名誉ある賞を頂き、心より感動しております。今回の受賞は、私個人だけでなく日本の高度な溶接技術が全世界のモノづくり産業において実装され、それが国際的に高く評価されたものであり、この分野に携わってきた多くの関係者の方々に代わって拝受したものと存じます。誠にありがとうございます。

※IIW:International Institute of Weldingの略。世界60カ国以上の溶接学会・協会団体が加盟する団体。