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ニュースリリース・お知らせ 2020年度

六甲テクニカルセンター ロボットのデモエリア拡大

2021年01月14日

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六甲テクニカルセンター ロボットのデモエリア拡大
-ハンドリング用途の提案力強化-

■要旨

株式会社ダイヘンはハンドリングロボット事業強化の一環として、様々な用途をロボットにより自動化する技術を開発し、「ロボット用途パッケージ」として提供しております。この度、六甲テクニカルセンター(以下六甲TC)に、最新のパッケージ化技術とその活用方法を実演や実験を通じて体感いただくハンドリングデモエリアを拡大いたしました。

■背景

製造業では人手不足や人件費高騰を背景に、ロボットによる自動化ニーズが大手企業だけでなく、ロボット導入に関する知識や経験が比較的浅い中小企業にも広がっています。

中小企業が初めてロボットを導入するには、施工実験から立上げ、メンテナンスを含めたきめ細やかなサポートが必要になります。当社は、溶接機総合メーカとしてアーク用途に必要な機器や機能を取りまとめてパッケージ化することでワンストップサポートを実現し、中小企業の自動化に貢献してまいりました。その経験を活かし、中小企業の自動化を更に後押しするために、ハンドリングやレーザなどアーク溶接以外の用途においてもパッケージ化を進め、ワンストップサポートを拡大しています。

この度、六甲TCを拡大し、ハンドリング用途の実演・展示を充実させることで、アーク溶接からハンドリング用途まで様々な「ロボット用途パッケージ」に触れていただく環境を整備しました。

■展示・実演の概要

  1. ハンドリング・組立パッケージ
    • ・視覚センサと自動ネジ締め装置を組み合わせた組立パッケージ
    • ・大きさや形状の異なる様々なワークに対応する各種ハンドと組み合わせた搬送パッケージ
    • ・コンベア上のワークを視覚センサで認識してピックアップする知能化ピッキングパッケージ
    • ・ロボットによる自律搬送台車との連携が容易な工程間搬送パッケージ
  2. レーザ加工パッケージ
    • ・高軌跡精度ロボットとレーザ発振器、レーザヘッドを組み合わせた高精度レーザ切断パッケージ
    • ・レーザによる次世代の高効率スポット溶接パッケージ
  3. アーク溶接パッケージ
    • ・薄板から厚板、ステンレス、アルミなど、様々な材料を最先端技術で接合する溶接パッケージ
    • ・複数台ロボットによる協調動作で溶接前後工程まで自動化する協調溶接システム

■六甲TC拡張の概要

項目
ロボット台数 ハンドリング 4台 12台
レーザ 2台 3台
アーク溶接 11台 11台
教育 3台 6台
合計 20台 32台
床面積 550m² 800m²
ハンドリングデモエリア
新設のハンドリングデモエリア

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社ダイヘン FA ロボット事業部 企画部
TEL:078-275-2008