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ニュースリリース・お知らせ 2019年度

ロボットのリモートメンテナンスサービスを開始

2019年12月6日

PDF リリース全文 (351KB)

IoTによる遠隔サポートでお客様の困り事を迅速に解決
Almega Friendly series Ⅱ
リモートメンテナンスサービスを開始

■要旨

株式会社ダイヘンは、ロボットを当社サービスセンターにインターネット経由で接続し、遠隔操作によりサービス員が問題解決のサポートを行う「リモートメンテナンスサービス」を2019年12月より開始します。

本サービスは、新型ロボットコントローラ「FD19」に搭載された「IoT機能」により、ロボットの状態把握や操作を遠隔で行うことができます。これによりトラブルが発生した際でもタイムリーに復旧操作や施工アドバイスが可能となり、お客様の困り事を迅速に解決します。

■背景

世界的な人手不足・人材不足が製造業を中心に拡大し、ロボットの導入をはじめとする自動化が大手製造業だけでなく、これまでロボットを導入していなかった中小企業にも広がっています。

初めてロボット導入を検討する場合、ロボットの操作方法やメンテンナンスの知識・技能不足に起因する問題発生時への対応などの不安が導入の障壁になります。

この不安を取り除き、自動化の裾野を広げるため、IoT技術を活用したリモートメンテナンスサービスを開始しました。

■特長

  1. 現場のロボットを遠隔で操作可能
    • ①リモートティーチペンダント
      • ・サービスセンターから現場のロボットを直接操作し、状況の確認や調査が可能。正確で詳細な情報が確認できるので問題解決時間を短縮
      • ・遠隔操作でパラメータの変更が可能。サービス員が直接ロボットを操作して問題解決
    • ②リモートデータバックアップ
      • ・ロボットデータを遠隔操作でバックアップすることでサービスセンターにいながら詳細な調査が可能となり、問題解決時間を短縮
    • ③リモートバージョンアップ
      • ・ソフトウェアのバージョンアップを遠隔操作で実施。お客様固有の溶接モードの追加などが即可能。
  2. 導入が容易
    • ・特別な機器は不要で、スマートフォンやLTEルータ経由でサービスセンターと接続可能
    • ・ご利用前の契約やサービス料金は不要
    • ・ロボットコントローラ「FD19」を採用のお客様全員がサービスを利用可能
  3. 万全のセキュリティ対策
    • ・ロボットコントローラにウィルス対策ソフトを標準搭載
    • ・インターネット上の通信を暗号化し、盗聴などの情報漏洩を防止
    • ・管理者が事前に登録した端末からのみクラウドにアクセスが可能で、第三者からの不正なアクセスを徹底排除

■お問い合わせ先

株式会社ダイヘン FAロボット事業部 企画部
TEL:078-275-2008