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ニュースリリース・お知らせ 2018年度

100kg可搬クラスのハンドリングロボット3機種の販売を開始

平成30年10月03日

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ハンドリングビジネス強化 第一弾
100kgクラス高可搬ロボット FD- V80, V100, V130

■要旨

株式会社ダイヘンは、ハンドリングビジネス強化の第一弾として100kg可搬クラスのハンドリングロボット3機種(FD-V80/V100/V130)の販売を開始致します。

ハンドリングロボットのラインアップ強化によりアーク周辺に留まらず様々なハンドリング用途へ適応範囲を広げることで、現行売上高の10%程度を占めるハンドリングロボットビジネスを2年以内に25%まで拡大することを目指します。

■開発の背景

熟練技能者の減少や人件費高騰などにより、世界的な人手不足が製造業において深刻化する中、自動車業界の溶接現場では、溶接対象物の搬入出も含めた溶接工場全体を自動化するニーズが高まってきています。特に、足回り部品(サスペンションやマフラー等)など溶接加工の多い生産現場では、高密度設置に対応したコンパクトな100kg可搬クラスでのハンドリングロボットの要望がありました。

当社は、自社ロボット工場の自動化やSIerとの協業を通じ、アーク溶接以外のロボット用途を拡大しています。今回のアームのラインアップは、ハンドリング機能強化の一環であり、今後もアーク周辺に留まらず様々な用途へ適用した製品をご提供することで、お客様の工場全体の自動化に貢献します。

■主な特長

  1. 広い動作範囲と狭い干渉半径を両立。高密度設置を実現
    業界最小クラスの旋回半径485mmにより、限られたスペースに設置が可能
  2. 高速動作でハンドリング生産性が向上
    クラス最高レベルの動作速度で、タクトタイム短縮に貢献
  3. 各種信号線や配管をアームに内蔵しており、外部機器との連携が容易
    アプリケーションケーブル28本、エア配管2本、デバイスネットケーブルなどを内蔵
  4. 高い防塵・防水性能で悪環境でも使用可能
    手首軸はIP65/67、基本軸はIP54に対応

■主な用途

工程間搬送、溶接治具や工作機械への搬入出、組立、バリ取りなど各種ハンドリング

■販売計画

販売開始日 2018年10月全世界同時発売(北米、欧州、韓国などの規格に対応予定)
販売予定台数 600台/年
メーカ希望価格 オープン価格

■製品に関するお問い合わせ先

株式会社ダイヘン FAロボット事業部 企画部
TEL:078-275-2008