DAIHENという名の挑戦のフィールド

私は情報系の学部でソフトウェアを専門に学びましたが、「ソフトウェアを開発するだけの仕事ではなく、目に見えて形として残るモノを作りたい」という思いから、就職先としてはメーカ系の企業を志望していました。その中でも、変圧器のメーカでありながら、技術の幅を広げて、ロボット分野まで進出しているダイヘンはとてもユニークに見え、「これからも新しいことに挑戦できるのではないか」と楽しみがあり、魅力的に思えました。また、私が就職する上で一番大事にしたかったのは「その会社で働いていて楽しいかどうか」ということです。このことを念頭に置いて就職活動に取り組む中、リクルーターとして来られたOBの方が、本当に楽しそうに自社の良さを語る姿を見て、ほとんど直観的にダイヘンへの入社を決意していました。

入社後は、ロボット用のソフトウェアの開発職を経て、現在は知的財産部に所属しています。技術者たちが発明した技術を、特許や意匠として権利取得・管理していく仕事です。部員はそれぞれに各技術部を担当し、技術者や、特許事務所・法律事務所とも連携しながら、自社の持つ技術を守っています。
とくに私が担当するワイヤレス給電システム部は、新事業として立ち上がったばかりであり、かつ業界自体も新しい分野です。特許とは独占できる権利ですので、ここで先んじて数多くの特許を取っておくと、他社の後発参入が難しくなり、後の市場シェアにも繋がってきます。そのため、私は事業計画を睨みながら積極的に発明の発掘を行い、特許の『網』を構築し、自社の縄張りを強固にすべく、事業に寄り添った権利化を行っていくことを強く意識しています。

常に新しい技術に出会えることです。私は、新しい技術は世の中を変えることができると思っています。この仕事をしていると、驚くような発明や、ワクワクするような発明に出会えることがあります。特に、そんな発明に、技術者が自分で発明していて気づかないこともあります。そんな埋もれかかった発明を見つけ、権利として取得することは、宝物を発見した気分になります。
ダイヘンは今、技術をどんどん伸ばしています。この伸ばした技術を守り、進む先を切り開いていくのも、知的財産に関わる者の役目だと思っています。これからも勉強をつづけ、技術と法律のスペシャリストとなって、技術者の発明を守っていきたいと考えています。

技術は日々進歩しており、ダイヘンの競争相手は国内だけではなく、世界に存在します。自社の発明を権利化することも、そもそも事業として行うことも、世界の他の誰かによって権利を取られているとできません。各国の発明の調査を行うためには海外文献に当たらねばならず、英語は不可欠です。我ながらせめて英語だけでももっと勉強しておけばよかったと後悔しています。もっとバリバリ海外文献を読めるようになりたいので、最近は苦手意識を持たず、なるべく英語の技術文書を読むようにしています。
また、先ほども触れましたが、戦略的な権利取得を行っていくべく、権利の『網』をつくるよう心掛けています。先日、技術者から、発明のアイデア1件の申請を受けた際、私は技術者と密に話合い、また、特許事務所も巻き込んで、1件の発明から、特許・意匠併せて11件の発明を生み出しました。これには、技術者からも上司からも驚かれ、ちょっとした自信になりました。

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