DAIHENという名の挑戦のフィールド

学生時代は、インフラ関連の仕事に就き、モノづくりを通じて社会に貢献したいという思いがありました。就職活動に際してインフラ関連の企業を調べている中、電力を支える変圧器のトップメーカであるダイヘンを知り、同時に、変圧器という機器に強く興味を惹かれました。変圧器は発変電所から送られてくる電圧を変えて公共施設、工場、家庭で使えるようにする機器で、変圧器を経由しないと多くの設備、電化製品が使用できないため、世の中にとって必要不可欠な製品です。これはまさに私が望んでいた、インフラ中のインフラとも言うべき製品を作る仕事だと確信し、迷わず入社を決意しました。

私が担当しているのは、大形変圧器の中でも「分解輸送変圧器」の開発業務です。分解輸送変圧器とは、名前の通り分解して輸送できる変圧器です。たとえば、山間部等で重量オーバーすると渡れない橋や道などがある地域の変電施設に大形変圧器を設置する場合には、この製品を輸送限界まで分解後、何台かのトレーラーに積み分けて輸送し、現地で組立て作業を行います。大きな製品であるため、作業は1カ月以上もの日数を要します。私の仕事は、この組立て作業時間を少しでも短縮できる新しい製品や工法の開発です。

私が設計した変圧器を納入した地域に立ち寄った際、町に明かりが灯っている様子を眺めました。私の変圧器を経由しその町に電気が送られているのだと考えると喜びを感じます。これが私にとって一番の仕事の魅力でありやりがいです。これからも、より良い製品を作りたいという思いとともに、一生懸命に働こうという意欲が湧いてきます。

昨今世の中は、東日本大震災をはじめ多くの自然災害に見舞われています。そんな中、自然災害により変圧器が壊れ電力の供給ができなくなる場合があります。社会インフラの基盤でもある電力が供給できないと復興にも時間を要します。どのような自然災害が発生しても壊れることなく、安定した電力を供給できる変圧器を製作し世の中に発信することが私の未来に向けての挑戦です。 今後、自然災害に強い変圧器を製作できるよう私が日々の仕事で心がけている事は、物事に対して常に疑問を抱くことです。自然災害により変圧器が壊れている事例がある以上、変圧器の現在の構造において改善の余地があると考えます。「なぜ変圧器はこのような構造であるのか?」、「なぜこのような構造をとらないといけないのか?」といった疑問を抱くことで、物事の根底にあるものに触れることができそれで初めて新しい考え方やアイデアを生む事が出来るというのが私の信念です。自分を信じて、どこまでもチャレンジし続けたいと思います。

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