DAIHENという名の挑戦のフィールド

私がダイヘンに入社を決意したのは、大学の研究室で専攻していたパワーエレクトロニクス(半導体電力変換工学)に関わる製品の開発をしたかったというのが一番の理由です。ダイヘンは90年以上続く確かな信頼と実績を持つ企業であり、パワーエレクトロニクス技術を核として、さまざまな製品を世に送り出しているメーカです。この会社ならどの事業部に配属されても、これまで私が学んできた知識・技術を活かせると確信でき、働くなら絶対ここしかないと決意して面接にも臨みました。

現在、私が携わっている仕事は、プラズマシステム事業部の代表的製品であるプラズマ発生用高周波電源の高効率・小型化を実現するための開発です。従来品では、高周波を生成する機能を持つRFアンプが大きなものであり、そのスペースを確保しなくてはならないことが、製品を高効率・小型化する際の障壁となっていました。今回の開発の一番のポイントは、デバイスメーカと協業してRFアンプのモジュール化に挑戦していることです。私は、そのRFアンプモジュール内部の回路レイアウトや回路定数の設計から実際にモジュールを試作しての性能評価まで担当しています。この開発がうまくいけば、高効率・小型化だけでなく、さらには高機能化まで実現できるため、開発者としてのやりがいを本当に大きく感じています。納期という限られた時間のなかで多種多様な試作実験を繰り返すことで、それぞれの要素の良い部分を抽出した製品開発を目指したいです。

やはり一番嬉しいのは、自分が開発に携わった製品が無事に出荷できたときです。やり遂げたという達成感は本当に大きいですね。以前、短い納期の中で、私が設計した部分がうまく動作しなければ製品全体として機能しないという責任重大な仕事を任されました。ところが、その中の制御に関する一部分がどうしてもうまくいかず、納期だけが刻々と迫ってくるという状況でした。このままではもう間に合わない、あきらめるしかないと思った時、上司や先輩が手を差し伸べてくれ、私と一緒に開発に取り組んでくれたおかげで、担当していた部分を無事完成することができました。その後、製品に搭載され出荷したときは、本当に嬉しくて、仕事上でのチームワークの大切さ、素晴らしさというものを改めて実感することができました。

仕事の中で意識しているのは、開発目標以上のものを開発するという気持ちを持ち続けることです。 技術者なら、たぶんみんな常に最高のものを作りたいという思いがあると思います。メーカの開発者は、納期やコストなどで決められた時間や予算で製品開発をしなければならないため、どうしても開発目標のクリアばかりに目が向きがちです。でも、その達成だけを目標とするのではなく、さらに良いものを作るにはどうすべきかを常に考えながら仕事に取り組み、挑戦していきたいです。ダイヘンが長年培ってきた技術と信頼に負けない、お客様に心から喜んでもらえる製品開発を続けていくことが私の目標です。

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