DAIHENという名の挑戦のフィールド

就職にあたっては、大学・大学院と通して学んできた制御工学の技術や知識をフルに活かして働きたいと思っていたため、産業機器メーカや自動車関連のメーカなどさまざまな企業の説明会や工場見学にも参加し、積極的に企業研究を行いました。そうした中で、私なりに結論として考えた企業選びの基準は、「その会社で働くことで、技術者としての私が大きく成長できる可能性があるか」ということでした。そんな視点で見ると、私にとってダイヘンはとても面白く、魅力的な会社でした。エネルギーやパワーエレクトロニクスなどをベースに強い独自技術を持っている上、クリーン搬送ロボットから太陽光発電やスマートグリッドなど次々と新しい産業を軸とした新規事業にも力を入れて取り組んでいる。多種多様な分野の知識を吸収しながら、自分が学んできた制御系ソフトウェアの技術をさまざまに発揮できると確信しました。また、技術系の社員の比率が高く、技術者が働きやすい環境が整っていることにもとても魅力的に感じましたね。

世界的に省エネや再生可能エネルギー導入のニーズが高まる中、太陽光発電やスマートグリッド等の技術開発が加速しています。ダイヘンはここでも得意とするインバータ技術等をベースにした新製品を開発・販売しています。なかでも太陽光パネルで発電された電力を高い効率で交流電力に変換し、一般配電線などに供給する産業用パワーコンディショナは、業界トップレベルの変換効率を誇る製品。現在、私が担当しているのは、そうしたパワーコンディショナの制御系設計および差別化技術開発です。また一方で、この製品は、複数台を並列に接続すればメガソーラーなどの大規模な太陽光発電システムを構築できることから、ダイヘン、京都大学、長岡技術科学大学との「複数台の製品を最適運用するための共同研究プロジェクト」が発足しており、私も研究スタッフとして参加しています。このプロジェクトは、文部科学省JST事業 CREST「分散協調型エネルギー管理システム構築のための理論及び基盤技術の創出と融合展開」に採択されている国家プロジェクト。開発者としてのやりがいは本当に大きいです。

自分が開発した技術や設計した製品が社会に出て、誰かに喜んで使ってもらえることは技術者としての一番の魅力であり、やりがいです。ダイヘンという会社では、やる気さえあれば若手のうちからチャンスを与えてもらえる、そんな良き伝統があります。私も固定概念にとらわれることなく、できるだけ自由な発想を持って、思いついたことはどんどんと実験したり、解析したり、あるいは部署のメンバーと打ち合わせをしたりしながら、何かしら実行してみるように心がけてます。また、そうしたことが技術開発プロジェクトの素になったり、新しい発見につながったりすることもあります。ダイヘンには、常に技術者として前向きに行動できる素晴らしい環境があると実感しています。

2014年度より電力会社の送電品質を保護するためのFRT規定を満足するパワーコンディショナでないと電力会社からの送電と連系することを許可しないという厳しい規定が制定されました。これに対して私たちは、それまでに研究してきた技術を用いて他社に先駆けてその規定をクリアした製品を開発できました。これからも「ダイヘンさんのパワーコンディショナの性能や技術にはかなわない」と他社にも思ってもらえるくらいの製品を開発し続けたいですね。そのためにも、今後は自分のレベルアップだけでなくメンバー全員の技術力を上げるような取り組みや、社内プロジェクトや技術交流会の開催などにも自ら進んで取り組んでいきたいと思います。

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