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溶接Q&A 安全衛生について

Q2. 溶接作業における主な災害について教えてください。

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溶接作業で起こりやすい災害には、次のようなものがあります。
①電撃(感電)による災害
②アークから発生する紫外線を中心とした強い光による眼炎、皮膚のやけど
③高温のアーク、スラグ、スパッタ、溶接直後のワークによるやけど、火災および可燃物への引火爆発
④高圧ガス容器(ボンベ)の取扱い不良による容器の爆発やガスの噴出
⑤シールドガス充満による酸欠

溶接作業は大電流を扱うと共に高温のアーク熱を手元で扱う作業ですので、様々な事故や災害が起こりやすく、作業者はただ単に自己の災害ばかりでなく、周辺にも災害を及ぼさないように作業しなければなりません。
作業者の安全確保は、「労働安全衛生法」、「労働安全衛生規則」などで定められています。これらには、事業者の義務(溶接作業者に対して「安全衛生特別教育」を受けさせる等)と作業者の遵守しなければならない事項が定められていますので、十分に知っておくことが必要です。

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