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ニュースリリース・お知らせ 2014年度

小型多目的ロボット中国生産本格スタート!

平成26年8月18日

小型多目的ロボット中国生産本格スタート!
ダイヘン精密機械(常熟)で小型多目的ロボット出荷式挙行

株式会社ダイヘン(本社:大阪市、取締役社長:田尻哲也)は、日本、中国、アジア各地でトップシェアを持つ「アーク溶接ロボット」を始めとする、小型多目的ロボットの中国生産を本格的に開始し、2014年8月12日(火)に、ダイヘン精密機械(常熟)有限会社<中国・江蘇省常熟市>にて出荷式を執り行いました。

出荷式には常熟市の経済技術開発区から、桑五官副書記、範建青副主任他数名の方を来賓として迎え、ダイヘンからは、溶接メカトロ事業担当で取締役兼常務執行役員の浦井直樹、ダイヘン精密機械(常熟)の董事長で、クリーンロボット事業部長の西森康博、FAロボット事業部長の古都肇など、関係者約60名の出席の下、盛大に開催しました。

式の冒頭で常務の浦井は参列者に対して感謝の言葉を述べるとともに、『当社「ダイヘン」の中国進出の歴史は、1997年の黒竜江省牡丹江市への溶接機生産拠点開設から始まりました。現在では、溶接機生産会社2社、変圧器生産会社1社、溶接機・ロボットの販売会社1社、そして、ここ「ダイヘン常熟」は2009年に中国におけるロボット生産基地として設立し、FPD大型搬送ロボットの生産を行って参りました。この度、小型多目的ロボット「FD-B4」の生産を開始することになり、本日初号機の出荷を迎えることができましたことを大変うれしく思います。日本、欧州の主要メーカが中国市場に一層力を入れてきている中、当社も生産、販売、技術すべての面で更に強化を図り、中国市場で断然トップのシェアを取りたいと考えております。今後も、ここ「常熟」が中国ロボット産業の中心地となるよう、生産の拡大に取り組んで参ります。』と挨拶しました。
その後記念のテープカットをした後、ロボット生産ラインの見学会を実施し、日本と同等品質でのものづくり現場を見学いただきました。

ダイヘン精密機械(常熟)は、FPD大形搬送ロボットの生産を2010年より行っており、ロボット生産のノウハウを蓄積してまいりました。今後、小型多目的ロボットの生産を本格化し、当社の中国におけるロボット生産拠点として、人件費の上昇や人手不足に伴う中国やアジア各国での旺盛なロボット需要に、フレキシブルに短納期でお応えしてまいります。

<ダイヘン精密機械(常熟)の概要>

1.会社名 達誼恒精密機械(常熟)有限公司
2.所在地 中国・江蘇省常熟市江蘇常熟経済開発区
3.資本金 400万US$(当社100%出資)
4.設立 2009年12月(操業開始:2010年5月)
5.工場規模 敷地面積:約6,500m²
6.生産規模 FPD大型搬送ロボット 100台/年(2013年実績)
小型多目的ロボット 600台/年(2014年計画)
7.役員 総経理:平原頼夫

テープカットの様子/ダイヘン精密機械(常熟)の外観